令和7年2月定例会:代表質問

■■静岡市議会の代表質問始まる■■

■■切に思う事は必ず遂ぐるなり■■

昨日から4日間にわたる

静岡市議会の本会議質問戦がスタート。

自民党市議団からは、

尾崎行雄 政調会長が代表質問に登壇し、

市政の重要項目全般にわたって

質問を展開しました。

決して馴れ合いではなく、

もちろん単なる批判ではなく、

議会と行政との

適切な緊張感ある議論だったと思います。

質問のテーマは多岐にわたりましたが、

ここではひとつだけ、

「総合計画の見直し」のことを。

総合計画とは、

人口動態や財政見通し等の将来予測を前提に、

中長期的な市の経営方針を定めたものです。

現在の第四次総合計画は、

2年前に議会の議決を経て

難波市長の就任直前に策定されたものです。

難波市長(当時は候補者)は、

2年前の市長選挙の際に、

自民党市議団との政策協定のなかで、

「第四次総合計画の継承」を約束。

市長に就任したときも、

基本的に「継承」の姿勢をしめしていました。

しかし、先日の難波市長の「施政方針」では、

「総合計画の見直し」の意向が示されました。

このことについて尾崎議員は、

「真意がどこにあるのか…?」と質問。

難波市長からは、

第四次総合計画は

人口減少の見込みが甘すぎであり、

「どれだけ危機的なを状況にあるのか」が

計画のなかに示されておらず、

甘い将来予測や時代錯誤の認識による

現状の延長上のまちづくりは

変えなければならないと答弁。

これには、

すんなり受け止められる部分と、

「うーん…」という部分があります。

一般論として「計画」というものは、 

未来のために作るものなので、

未来のためになるように、

フレキシブルに変えていけば良いものだと

丹沢は思います。

そこはすんなり受け止められるのですが、

すこし引っかかるのは、

難波市長が「計画の策定当時から」、

疑問に感じていた旨を自ら述べられたこと。

それを言われてしまうと、

「それならどうして選挙のとき自民党と、」

「総合計画継承の政策協定を結んだのか?」

…という話になってしまいます。

ともかく、

そういった政治的な立場からの議論に陥らず、

市民のための

前向きな議論にしていくことがとにかく重要。

そのためには、

この一年間、建設的に議論を深め、

深刻な人口減少など「前提」となる課題を

市民とも議会とも共有し、

前向きな「市民総意」を形成していくことが

必要だと思っています。

また、これは市長本人ではなく、

われわれ議員や報道のあり方についてですが、

「田辺前市長が作った総合計画を」

「難波市長が変えようとしている」

…といった感じの、

表面的な部分での対立を煽るような描き方は、

少しも市民のためにならないので、

これも自重するべきだとも思っています。

「すべては市民のために」。

写真は、昨日のSBSのニュースから。

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なお、難波市長は答弁のなかで、

「思い切なることは必ず遂ぐるなり」

…という道元禅師の言葉を紹介されました。

考え、考え、ずっと考え続けたことは、

必ず遂行されるべきだし、

遂行されるのものであるはず。

…ざっくり言うなら、

だいたいそういう意味の言葉だと思います。

丹沢は若い頃、

けっこう道元禅師に関する本を読み、

かなり影響されましたので、

難波市長が道元の言葉を引用されたのは、

なんだか少し嬉しく感じました。

なお丹沢は、同じく道元禅師の

「而今」という言葉を

ときどき思い出して意識しています。

「にこん」と読みます。 

「今でしょう」

…という意味だと理解しています。